「よっ。健永の結婚式以来だよな?」 仕事が終わり、外に出るとスーツ姿の一磨がいた。 「そうだね。久々」 結婚式のときとは何か雰囲気が違う。 仕事終わりだからか、少し真面目モードな感じ。 髪型もキチンとセットされている。 「なに食べたい?今日俺が誘ったから奢るよ」 「えーいいの?じゃ、お言葉に甘えて……」