「ちょ、葛城くん……」


「それに、浴衣着てる玉井さんってなんだかそそられる」



葛城くんは、少しはだけた浴衣の胸元にキツく唇を這わせた。



「いっ……」



唇を離し、私が下を向くと、そこにはくっきりとキスマークが出来ていた。



「明日、朝ゆっくり2人で入ろうな」



葛城くんは出来たキスマークを満足げに見ながら、こちらに来てそのまま私を抱きしめた。