「ううん。気持ちだけでも嬉しい。それに。これ美味いよな」 「良かったあ。怒られるかと思った」 「なんで怒んなきゃいけないの?俺が玉井さんに会いたいなんて言ったから帰って来てくれたんでしょ?すごい嬉しいよ。ありがとう」 葛城くんは穏やかな笑顔で私の頭を撫でた。