「玉井さん、24か25って仕事忙しい?」 「え、たぶん定時で帰れると思うけど?」 私が溜まった仕事があるのでいつもより早く仕事に行こうと玄関にある全身鏡で身だしなみを整えていると、葛城くんがひょっこり鏡に映った。 「良かった。じゃ、予定空けといてね」 葛城くんは微笑むと、私の頰にキスをした。