「健永が玉井さんと仲良いことは知ってたし、呼ぶだろうなとは思ったよ。でも、まさかブーケトスとブロッコリートスで一緒に取ることになるとは思わなかったな」 私もだよ。 ……って言っても、私は葛城くんのことすっかり忘れてたのだけど。 「俺、本当に大切にする。良かったら付き合ってくれませんか?」 「ーーうん」 私は涙ながらにそのことを了承した。