「ふうん。お前ンチどうせこんなに人入んないだろ?やっぱどっか居酒屋行こーぜ」


「え?」



やられた。


一磨のマイペース具合には。


せっかく、無理して健永も呼んだのに。


チラッと健永に目線を送ると苦笑いをしていたが、いいよ別にと口パクで言った。


私たちは近くのファミレスに入り、一磨が酔いを醒めるのを待った。