メッセージで葛城くんにも連絡をした。



《一磨が酔ってうちに来ようとしている。健永も一緒に連れて行く》



返事は来なかったが、既読はついたので読んではいるだろう。


すっかり酔っ払った一磨に肩を貸しながら家の最寄り駅までなんとか辿り着いた。


駅に着いて、改札を出ると目の前に健永と葛城くんが談笑しながら待っていた。