小学5年生にあがる前、私は運悪く事故に巻き込まれた。
居眠り運転の車が、信号待ちをしている私にめがけて突っ込んできたのだ。

勢いよくはねられて意識を失った私は覚えていないけど、その時周りは大騒ぎになって私はすぐに救急車で運ばれていったらしい。

目を覚ました時には病院のベッドの上で、横では気がついた私を見て両親が泣きじゃくって私を抱きしめた。

命に別状はなく、腕にヒビが入ったものの他は特に異常はなかった。

ある一部分を除いては。