「ええっ?じゃあ何か計画立ててるとか?将来の為に?」
「んんっ、計画って程じゃあないけど……ある資格の受験をしたの。」
「ええっ!!!何っ?何の???」
「第2種の電気工事技師…きっと受かってるはず。」
「ええっ!!って受験勉強は?何時したの?大学受験もあったでしょ?えええっ!」
「大好きな勉強は、何時だって出来るものなの!しかも、面白いから、楽しかったわ!美優も、どうっ?」
「あーーんっ、いえいえ、とんでもない!結構です!私全然わかんないですからぁ、今のうち断っておきます。やっぱり一理って、男の子みたい!」
「そうかな!自分でも、そう思った事何度もあるの!男だったら良かったのにって、そしたら言われなかっただろうにって!」
その日は言うまでもなく、2人は源さんの店へ行くのであった。