早速、2人は高瀬が手配をした会場を回った。



今までの会場とは遥かに違う会場であったが、リョウにとっては新しい自分に会えることへの期待で一杯であった。



暫く宿泊することになるホテルにようやく辿り着けた。



リョウは、1人になり、ホテルから見える夜景を眺めながら、何処か日本に居るんじゃないかと思うほどの夜景に頭の中に一人の女性のことが気掛かりだった。