美優の家に泊まる事を母親に連絡したが、突然の予定外の一理の行動にとても驚いた様子であった。



「今度の休み、予定あり?無かったら、コンサートに着て行くワンピ買いに行こうか?」


「ええ、良いけど…何か決まりあるの?」



「うーん!どちらかといえば、何故か清楚なお嬢様風?って、そこんところが、私的には苦手なんだよね!だから、この際一理に見立てて貰おうかと…一石二鳥ってやつですか!ゴメン助かる!」


「なるほど…大丈夫?だと思うわ!私も得意でもないけど…美優よりは、見る目あるかもね!うふふっ!」


一理にとっては、貴重な宿泊学習のような体験であった。



大学での講義が2人共ほとんどが一緒なために、苦痛に思う事なく、一緒に行動を共にした。