一理は、ひたすら友達を選んでいた。 わざとらしく、近寄ってくる女の子は、大嫌いであった。 自分が、お金持ちのお嬢様よっ!なんて、みえみえな事が一理にはすぐに判ってしまう。 もう会話が続かなかった。 そんな中で、一人近付いて来た女の子が居た。 その時は、まさか後々思いもよらない体験をするとは、一理は予想もしていなかった。