「舞音、心配かけさせんなよ」



聡介へのプレゼントを購入すると、近くのショッピングモールに来ていることを聡介に伝えた。


聡介は走ってきたのか、少し息を切らした様子だった。



「そうちゃ、ごめんなさあい……」


「まあ、見つかったから良かったよ。せっかく友達と遊んでたのにありがとな」


「いえいえ。舞音ちゃん見つかって良かったです」