「また、助けられたな」 すっかり、外は昨日よりも暗くなり、結局ハンバーグも一緒にご馳走になってしまった。 「私も、いい暇つぶしになりました」 「暇つぶしって……。まあ、暇じゃなかったら悪いしな」 聡介はおねむになった舞音をおぶりながら、こうして昨日の公園まで送ってくれた。