そんなことを考えながら制服に着替える

「じゃあ!なかなか帰ってこれないかもしれないけどまたね!駿と柚木にもよろしく伝えといて!」

「ごめんね。零」

「こんな時はごめんじゃなくてありがとうが聞きたいな」

「そうね。ありがとう、零。いってらっしゃい」

「行ってきます!」

私・・・いや、俺は学校へと一歩を踏み出した