いるはずのパイロットはいなかった。 操縦はオートになっている。 とりあえず墜落する心配はないが…。 一人の男が無線で連絡をとろうと試みる。 しかし聞こえるのはノイズだけ。 盲目の少女はみんなの会話を聞きながら気付く。 今ここに残っているのは、先程まで眠っていた人間ばかりではないか…?!