美紀「光、遅くなってごめん」



光「大丈夫!」



美紀「帰ろう」



光「ねぇ、寄り道して帰ろ?笑」



?「お前、兄貴に今日は真っ直ぐ帰れって言われてろ」




光「いいじゃん!龍兄は先に帰ってて」



  光のお兄さん龍さんて言うんだ…




龍「お前な〜」




光「千秋お兄ちゃんは少しぐらい許してくれるよ笑」




  ?!千秋…違う、ただ名前が同じだけだよね



  
江「でもあの人に迷惑だろ!」



光「もぅ〜いいでしょ!そんなの!」




  光は私の手を引っ張り繁華街の道に行った。



美紀「いいの?、」




光「うん笑」



美紀「それで今からどこに行くの?」




光「どこかお店にはいろ!服見に行きたい」




美紀「分かった」



光「うわぁ〜この服可愛い〜」




美紀「…」




光「ねぇこれなんてどう…美紀?」




  服屋の前には本屋があった、目の前の一冊の本をとり寂しさをを覚えた。




美紀「シンデレラ…」




光「それシンデレラの小説だね、シンデレラ好きなの?」





美紀「好き」




光「買ってきたら?笑」 




美紀「うん!」




光(美紀があんな顔するなんて…笑)




店員「カバーおつけしましょうか?」




美紀「お願いします」




店員「少々お待ちください…どうぞ」




美紀「ありがとうございます」




光「ここにきて良かったね笑」




美紀「そうだね笑」




   シンデレラの本を眺めていると不良達が私たちに絡んできた





不良1「君達可愛いね〜笑て、1人地味だけど笑笑」




    私のことか…





不良2「ねえねえ、そんな地味な女といるより俺らと遊ぼうぜ」




光「はぁ?」




不良1「こんな、ダサい女といたら君かわいそうだよ?笑」




光「それあんたにそのまま返すわ、あんた達の方がよっぽどダサいわよ」




不良2「あ?調子乗ってんじゃねぇぞ!」




美紀「言い争ってもこっちが不利になる、逃げよう、」




光「え?…うん!」




  光の手をとりショッピングモールからでた、けれどあの不良達は懲りずに追って来た。



美紀「はぁ、はぁ」




光「美紀大丈夫?あの廃墟ビルに隠れよう!」



美紀「うん」