朝、結局学校は行くことに
美紀「…」
門の前にはソワソワしてる光の姿が見えた
光「?!美紀!おはよう!」
美紀「…おはよう」
話す事も何もないので素通りしていこうとすると、
光「まって!」
パシッ
腕を掴まれた
美紀「何」
光「二回も約束破ってごめん!」
美紀「…」
光「私、軽い気持ちで美紀にごめんてあの時謝ってた。」
美紀「…」
光「でもそれじゃあ、ちゃんと友達なんて言えないて思って…だから…二回も約束破って本当にごめんなさい!」
美紀「分かった、けど前みたいに話しかけて欲しくない、」
光「…」
美紀「けどあの時はごめん」
光「こっちが悪かったんだしいいよ…」
美紀「それじゃあ教室に行くね」
光「私も!」
美紀「光お兄さん達があっちでずっとまってるよ?」
光「?!もう〜」
美紀「私はもう行く」
光「またいっぱい話そ」
美紀「…」
私は何も応えずに教室に向かった。
それから退屈な時間は過ぎてお昼ご飯になった。
天気もいいし庭で食べよ
光「美紀!一緒に食べよ」
美紀「…どっちでもいい」
光「それじゃあ屋上行こ!」
美紀「…」
光「お兄ちゃん!遅くなってごめん」
?「いい」
そう言えばこの人たちの名前まだ知らなかった。
?「あんたもいんのかよ」
なら追い出せよ
美紀「…やっぱり私1人で食べる」
光「え?一緒に食べよ!」
美紀「ここの人達は私を毛嫌いしている人達ばかりだから」
光「みんな!」
?「…本当のことだろ?光の友達にしてはお前がかまってるように見えてるし現に美紀ちゃん楽しそうじゃないよ」
光「それは…」
美紀「てことだから、それじゃあ」
光「それじゃあ、帰りは一緒に帰ろうね!」
美紀「どっちでもいい」
放課後光と一緒に帰ることになり門まで出ると、遠くから歴史の先生安達 海先生が遠くから私を呼ぶ声が聞こえた。
海「久我!お前プリント忘れてるぞ!!」
光「だって、私ここで待ってるから行って来なよ!笑」
美紀「分かった」
教室に戻ると安達先生が私の席に座って待っていた。
海「久我〜宿題忘れとはいい度胸だな〜笑」
美紀「…はい」
海「お前ってなんでそんなに顔硬いの?」
美紀「は?」
海「もっとこう〜笑え!」
美紀「?!なにしゅるんでしゅか、ひゃめてくだひゃい」
海「お前に言ってんの笑笑」
先生がほっぺたを両方伸ばしてるからでしょ
美紀「…」
海「先生お前の笑った顔が見たいだけなのにな〜」
先生そう言うと話してくれた
美紀「いつ笑うのか分からないので…」
私の時間はあの時から止まっている
海「お前笑ったことねぇの?」
美紀「子供の頃、何回かはあります」
海「へぇ〜何で笑ったんだ?」
美紀「…シンデレラの絵芝居で笑」
海(?!笑った…)
美紀「あの時だけです…きっと私が心から楽しいと笑うことができたのは笑」
海「お前も、笑えば可愛いじゃ…」
美紀「え…」
海「あ、いや…早く帰れ!外で光達待ってるみたいだし!」
美紀「は、はい」
先生今私のこと可愛いって…変な感じ…
心臓がバクバク言ってる!