千秋「ん……ちゅ……兄さんって言うの禁止じゃなかったっけ?」


美紀「なっ……!」


千秋「ふは笑」


美紀「どうして笑うの」


千秋「美紀が真っ赤になってるからだよ」


千秋兄さんは私を抱きしめた


美紀「本当にいつまでたっても子供扱いするんだから」


千秋「え〜今は子供扱いしてないんだけどなー」



美紀「それじゃあおもちゃ?、」


千秋「あらら笑全く気づいてない、美紀を愛してるからなんだけど?」


美紀「?!……そう」


千秋「その顔は分かってくれた顔だね」


美紀「もういいから早く帰ろ」


千秋「そうだね」


美紀「結果すけべなのね」


千秋「んん〜男はみんなすけべだよ」


美紀「あっそ」


千秋「あはは笑素っ気ないな、あれ?」


美紀「?」


千秋「鍵持ってくるの忘れちゃった笑
取ってくるから少しここで待ってて」


美紀「分かった」


ガラガラー


リン「千秋お前鍵部屋に置きっぱなしだったぞ、千秋は?」


美紀「鍵を取りに行きました」


リン「入れ違いか」


美紀「渡しておきます」


リン「ああ」


チャリン


美紀「……」


リン「それじゃあ」


美紀「……」


パシ


リン「なに?服が伸びる」


美紀「?!ごめんなさい!」


リン「気にするな、それでなんだ」


美紀「あ、ん……なんでもないです」


リン「……気おつけて帰れよ」


リンさんは私の頭を撫でて家の中に戻った


美紀「……なにあれ、反則……」


今日は千秋兄さんにキスされ

リンさんに頭を撫でられ


美紀「心臓痛い」


千秋「美紀?しゃがみこんでなんかあった?」


美紀「なんでもない、早く帰ろ」


千秋「うん」


ブルン、ブルン〜

カチカチ……

ブーン〜


千秋「ちゃんと捕まってる?」


美紀「うん」


信号も今日はあまり引っかかることなくスムーズに帰れた


千秋「今日は来てくれてありがとう笑すげー嬉しかった」


美紀「うん」


千秋「……家帰ったら電話する」


美紀「待ってる」


千秋「うん笑」


  わたしはお腹に入りリビングで電話が来るのをまった


   プルル〜


美紀「もしもし」


千秋『あ、美紀電話遅くなってごめんよ、もしかしてまっててくれた?』


美紀「うん、まった」


千秋『あ…そっか、そっか』


 それから千秋さんと色んなことを話した。本当に千秋さんは私のことが好きなんだって事を自分から言うから、私もすごく照れた。


千秋『美紀今すごい照れてるだろ?』


美紀「分かってるなら言わないで」


千秋『好きな子をいじめるのが男の子だよ笑』