千秋「本当に……大好き」


千秋兄さんは私を抱きしめた。


抱きしめられて思ったこと……


私はこの人にとんでもない嘘をついて騙していること……


美紀「……ッ」


千秋「本当はさっき嫉妬した」


美紀「え」


千秋「庭で雰囲気とかめっちゃ良くてすっげー嫉妬した!」


美紀「ぷッあはは笑」


千秋「笑い事じゃねぇからな……たく」


美紀「嫉妬してくれてありがとう」


千秋「?!その言葉は、予想外過ぎ……美紀目瞑って」


美紀「どうして?」


千秋「いいから」


美紀「……」


千秋兄さんは一息着いた瞬間


千秋「んッ……」


美紀「?!」


キスをした……そのキスは優しくゆっくりとすぐに離れた



千秋「……悪い、お前が可愛すぎて、つい、な笑」


美紀「う、うん……」


千秋「あー戻るか!」


美紀「……」


千秋さんに手を握りしめられ引っ張られながら広間に帰った