千秋「美紀、愛してる」
美紀「…うん笑」
千秋「キスしていい?」
ドキン!
美紀「した事ないから、下手、」
千秋「大丈夫触れるだけのキスをするよ」
ちゅ
静かな部屋にリップ音が鳴り響いた
美紀「ん」
千秋「美紀息止めてるとくるしいよ?笑」
美紀「うん…」
千秋「美紀は可愛い笑」
ぎゅ!
また抱きしめられた
千秋「美紀、俺の女になったら危ない目にもあう、大丈夫か?」
美紀「そんなの分かってる」
千秋「俺結構嫉妬深いし」
美紀「それも知ってる」
千秋「俺こんな性格だから今でも仲間に見せつけたいって思ってる」
美紀「うん…知ってる」
千秋「今から紹介したらだめ?」
美紀「千秋兄さん本当に猪突猛進なんだから…任せる」
千秋「…」
美紀「なに?」
千秋「…」
美紀「千秋兄さん?」
千秋「千秋」
美紀「え?」
千秋「美紀、もう兄さんは卒業、今日から千秋」
美紀「それは流石に無理だよ」
千秋「今日から言えばすぐなれるさ!後兄さんつけたら返事しねぇから」
…なんでこんなところで子供なのよ
美紀「分かった、けど慣れるまで本当に時間かかるからね?千秋に…千秋」
千秋「ぷっあはは笑笑お前本当に面白いそうそうそれで良いんだよ!それで笑笑」
美紀「そんなに笑わなくてもいいじゃない」
千秋「拗ねるなよ、美紀ちゃん
笑笑」
美紀「ばかにしてるでしょ?」
千秋「半分」
美紀「……」
千秋「善は急げだ!組に行くぞ」
美紀「え?!ちょっと待って心の準備が!」
千秋「お前俺に心の準備もさせてくれなかった癖にお前だけはずるい!」
すると千秋さんはスマホを手に取るなり誰かに電話をかけていた。
……千秋兄さん……ごめんなさい、私はあなたに嘘をついた……1番嘘が嫌いなあなた、私が好きじゃないって言えない元好きな人だったから……でも今日から私千秋さんを好きになる、心から好きになれるように……
千秋「ああ、全員集まるように招集!1人もかけるな!リンもちゃんと呼べよな」
ドキン!
私の胸は無意識に高鳴った。だめ、私は諦めるのよ!もう彼氏がいるんだから
千秋「話は終わった!車乗れ」
美紀「うん」