次の日
ピンポーン♪
美紀「はい…千秋兄さん…」
千秋「美紀、ちょっと話したいことがある今いいか?」
美紀「はい」
千秋兄さんを家に上がらせ、コーヒーをだした。
千秋「わざわざ出さなくても良かったのに笑」
美紀「なんだか長話になると思ったので、それで私に何か用事があったんだんでしょ?」
千秋「あ、ああ…あーと」
美紀「どうしたの?」
千秋「俺…美紀が好きだ」
美紀「え…」
あああ…だめだ前の私だったら心から喜んでいたのに、今は申し訳ない思いしかない…でも…
美紀「ほんとに?」
千秋「俺は自分の気持ちには嘘はつかない」
知ってる、千秋兄さんはどこまでも真っ直ぐで…たまに近づくのが怖い時もある
千秋「急の告白だし答えはお前の時間で合わせるよ」
ガタッ
千秋「コーヒーありがとうな考えたいと思うだろうし、帰るよ」
千秋兄さんは玄関へと向かった
美紀「待って!」
パシ!
千秋「美紀?」
美紀「今、今!私の思いを聞いて欲しい」
千秋「え?!いやでも!俺心の準備してない」
美紀「そんなの私も一緒だから…」
千秋「……俺こう見えて準備したさないと…」
美紀「好き」
千秋「?!」
美紀「千秋兄さんの告白を受けるは…笑」
昔の私はあなたが好きだった…戻るだけ、もう一度好きになれる。きっと
千秋「…」
美紀「千秋兄さん?」
千秋「待って、今俺見ないで!後ろ向いて!」
ぐるっ!
美紀「?!…てれてるの?」
千秋「違う!」
美紀「もう向いてもいい」
千秋「いいよ」
振り向くと千秋兄さんは満面の笑みだった
千秋「好きだよ、美紀」
ぎゅっ
美紀「うん、私も……す、き」
大丈夫 心で嘘を何度ついたか、でも慣れる私はいつもそうだった。