美紀「それで、どこに行きたいんですか?」


?「このホテルを探している」


  ここってお金持ちの人が行くホテル…


美紀「ここを真っ直ぐ行って、左の曲がり角を曲がって信号を2つ進んで右を曲がった所にあります」


?「すまない、理解出来なかった、案内を頼む」


美紀「もしかして外国の方ですか?」


?「ああ」


 それでか


美紀「分かりました、案内します」



?「ありがとう」



美紀「あの、名前なんて言うんですか?」



エデン「リン エデン 中国から来た」



美紀「久我 美紀です、日本語上手ですね」



エデン「仕事で日本語を使う機会が何度かあるからな」



美紀「すごいですね」



エデン「…お前道案内嫌だったか?」


美紀「どうして?」



エデン「お前話してるのに全然感情こもってねぇ」



   この人鋭い


美紀「私感情の出し方が下手なので」



エデン「あっそ、」


  自分で聞いたくせにそれだけ?


美紀「一人で日本に来たんですか?」


エデン「いや、仲間ときた」


美紀「…その人たちは?」


エデン「ホテルにいる、一人で散歩して迷ったんだよ」



美紀「一緒に行けば良かったのに」



エデン「声かけるのめんどくさかった、それだけ」



美紀「そうですか、つきました」



エデン「シェエシェエラア」



⚠︎中国の返還むすがしくて出来なかったのでカタカナで書きました。ごめんなさい‼️



美紀「なんて言葉ですか?」


エデン「辞典開いて調べろ、おやすみ」


美紀「おやすみなさい」



 家に帰り写真を見ながら色んなことを思い出していた。



美紀「私もそろそろ時間を動かさないとだよね…」


 光は私の事を心から信じてくれた、私も心から感情を普通に出せるように頑張ろ


 そんな私は写真を抱きしめながら眠りに落ちた