「果恋ちゃん
凄いね」

「え?
何が?」

「凄くしっかりしてる
羨ましいな」

「どこが?
あんな馬鹿兄貴で
家族で過ごす家もない
私が
どれだけ花音の生活に
憧れているか!」

「そうやって
スパって相手を思いやる
言葉がでるのが
凄い
尊敬しちゃう」

「何よ~
そんなに褒めたって
何のサービスもできませんよ~」

私と
果恋ちゃんは笑う

頑張ろう

きっと…

ううん
私だって

良い女になれるはず!