「明日、学校が終わるころに迎えに行くから」

「え?
だってもう…」

「お礼は一回だけで終わり?」

「…そうですよね」

私は廉人さんの車から降りた

廉人さんの車が去ってから
私は家に帰る

家族はもう寝ていた

私は自分のベッドに横になると
着替えずにそのまま
眠ってしまった

廉人さんが
冷たい

パーティのときは
優しかったのに

どうして
あんなに冷たくなってしまったのだろう

そういえば
キスしてくれなかったな