「来たよ」

廉人さんが
オーナー室にはいって来た

私はソファから立ち上がった

店に出ると
麗華さんが
一番奥のテーブルに座っていた

豪華な服を着て
化粧もしていた

「花音さん
こっちよ」

私の顔を見た
麗華さんは手を振って

私を呼び寄せた

横には廉人さんが
並んで歩いている

私の腰を触って
エスコートしてくれた

それを見ている麗華さんの
目がはとても冷たくて

怖かった