「可愛い……っ」


ぺろぺろ私の顔を舐めるわんちゃん。
凄い唾液だらけだけど……可愛いから許す


ふわふわだぁ……っ
もう1回わんちゃんの顔に頬を当てる


でも……もうそろそろ降ろさないとだよね


でも、ジタバタ暴れて……


私はベットに倒れ込んだ


その時――


「芙柚?」


「か、和希先輩……っ」



お茶を持った和希先輩が入ってきた