「芙柚、ごめんな」 「い、いえ……大丈夫です…っ」 「家……帰るぞ」 「本当にお邪魔していいんですか?」 「今日、詩織とかいないから」 和希先輩のお家……絶対大きいよね… お風呂なんか……大理石そう…… 「芙柚?こっちだよ」 「へ………?」 まだ……歩いてない気が…… 「ここ、目の前の家」 「………………えっ!?まさか……っ」