―もっと、刺激的な恋を。―

―私はどうしたらあなたの彼女に
なれますか？―
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あー今日もいい天気やなー。
休み時間中外を眺めるのが最近の日課となっている。
そしてあいつを見る。

今日は10秒見る！
と思いつつも結局3秒しか見れない。
理由はイケメンすぎるから。


あいつとは私の大好きな人。
そうだ。サッカー部のキーパーだからキーパー君と呼ぶことにしよう。
よし。もう1回。

じーーーー
･･･あ。

目が合ってしまった。
えーっと。こういう時はどうするんだっけ？
そうだ。目をそらすんだった。

私は直ぐに思い切り目をそらした。
その瞬間キーパー君が近づいてきて私にこう言った。


｢めちゃ見てくるやん！え！なんかついとる？変？｣


･･･話しかけられてしまった。
私の脳内ではスルーされるという設定だったのだがどうやら違うかったらしい。


｢いや。なんでもないっす。｣


ごめんよ。キーパー君よ。
でも私は君のことが大好きなんだ。
それだけは知っておいてくれ。

と。声には出さないけれど頭の中で確かに私はそう言った。


6月。たわいもない会話だったけれどこれが私達の初めての会話だった。


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10月。よーやく私はキーパー君が好きということに気づいた。告白しよう。
LINEで好きですと送った。
すると
考えさせて。と返事が。


あーYES？No？早く答えろ！
もやもやするな。
そう思っていたら夜になり。
LINEが。
キーパー君からだった。


内容は。








ごめん。俺半日考えさせてもらったけどやっぱお前とは友達関係でおる方が楽しいと思う。それにやっぱ俺お前のこと友達以上として見たことがない。ほんとごめんね。



やっぱな。そーなるよな。



わかった。じゃあこれからも友達としてよろしくね！半日考えてくれて。返事してくれてありがとうね





そうは送ったものの。やっぱ友達としては無理だな。 でもなんでだ？なぜふった？
理由は2月にわかった。





そーいやあいつ彼女できたらしいよ？！



そう。キーパー君には好きな人がいた。それも小学校の時に付き合っていた子らしい。同じクラスの女の子。
美男美女だ。仕方ない。負けたよ。



･･･やっぱ無理！諦められねーわ！
反撃だー