「こいつか?」

「多分な。俺は覚えてる目合ったし。」



もうここには来ないって神様に誓ったはずなのに…来てしまったよ…




―――数分前―――


『リサ!!あいつらだ』

とっさに顔を低くして息をひそめる。


『え?』

『さっきの魔の扉のところにいたヤンキー達だよ!』




なんでうちのクラスに?!





『え、そうなん?!』


『そうなんってリサ覚えてないの?!』

『だってマリすぐ閉めたから顔まで見てないんだよ…匂いはしたけど…』


えええええ、うそでしょ。
じゃあ顔見てるのも見られてるのも、あたしだけなの????!!!!