「へ~。
 噂の彼女ね~。

 お前
 すっげー十環に愛されてるよな。

 前なんて
 十環の奴を殴りたくなるくらい
 デレデレした顔で
 お前の話をしてたし」



 え? 
 本当?

 それはすっごく嬉しい!

 
 私と付き合いだしたこと
 TODOMEKIのみんなに
 言ってくれたんだ。


 しかも、愛されてるって。
 フフフ。


「でもさ
 俺がイメージしてた女と
 全然違ったけどな」


「どんな女を想像てたわけ?」


「もっとこう、上品っていうか
 女神って言うか。
 ニコニコ穏やかに微笑む感じの子」