「………ん…」


目が覚めると、いつもの白い天井が見える。


でも今日は……、


「おはよう……昴くん」

「おはよ」


私に腕枕してくれていた彼が、すぐ隣で微笑んだ。


久しぶりの再会。


日本とアメリカはそれなりに離れているし、お互い忙しいしでなかなか会えなかったから。


明日の雅月同窓会に参加するため、昨日から昴くんは私の家でお泊まりしている。


「ん〜…まだ、眠い……」


時計を見ると午前7時過ぎ。


昨日は夜までデートしてたんだ。