頭が、真っ白になりそう。 それでもユキさんが私をすごく丁寧に扱ってくれてるのが、伝わってくる。 愛情には、いろんな愛情がある。 家族への愛。 友人への愛。 恋人への愛。 その、どれでもないかもしれないけれど たしかに 私はユキさんからの愛を受け取っている。 全身から、力が抜けて ユキさんの肩に顔を埋めていると そっと、キスをされた。 「イっちゃった」