「よし、じゃあ買い出し行くか」


「はいっ」


「えぇ~重いのやだぁ」



駄々をこねる黄海くんに白鳥先輩が一言。



「凜くんの好きなお菓子買っていいから」


「やったぁ。じゃあアポロ10箱!」


「それでもいいよ。とにかく着いてきて」


「はぁい」



なんだかお母さんと息子みたい。


高3と高1には見えないなぁ。



「紗彩ちゃん戸締まり大丈夫?」


「3階から1階まで全部閉めました」


「じゃあ、行こうか」



私達は今晩の夕飯を買いに出掛けたのだった。




続く...