お、もい、だし、た…。





そうだ…私…





【そうだよ。あのお話の主人公は私、美咲こと美樹のこと。そして、虐めてきたリーダーの子は咲こと乃亜のこと。】





『だ、から、あの話を私にしたの…?』





【そうだよ。だって乃亜全然思い出してくれないんだもん!咲以外の子は皆んな始末し終えたのに咲だけ逃げちゃってさ!やっと、見つけたの!フフッ…】





『私を殺すために皆んなを巻き込んだの?』





【殺す?フフッ…面白いこと言うね。私の言ったこと忘れちゃったの?だーいすきで大っ嫌いな乃亜を殺すわけないじゃん!】