『……えっ…?今、なんて…?』





【もしかして、まだ思い出してないの?】





思い出す…って、なんのこと…?






【思い出してないんだ…。なら、まだまだ終わらないね…!この世界は!!】






『え、なんで…?だって、声を見つけられれば帰れるんでしょ…?』





【フフッ…確かにそーだね。でも、忘れちゃった?ここは君の世界でもあるんだよ…?】





『そ、れどう言う意味なの…?』






【もう!こーゆう時だけわかんないんだからっ!だから、ここは乃亜の世界でもあるの!だから、乃亜が鍵となるの!鈍いんだから!】