「はぁ…はぁ…ゲホッゲボッ…!
おい、このあ、とどーするだよ!」





「そーだぞ!それにあいつ、お前の話でもあるって言ってたぞ!!いったいどーゆうことなんだよ!!」





『わからない…。わからないの…!!なにも、思い出せない…!なにもわかんないの…!』





「それ、どーゆうこと?」





『私には高校からの記憶しかない…。だから、その前の事はわからないのよ…』





「じゃあ、生まれた時のこととか親に聞かなかったのかよ!」





『私は施設育ちだから、親がいないの…。』





「…ごめん…。」





『別にいい…。それより、これからどーしよう…』





「そうよ!これから私達だけでどーすんのよ!!」