『知らない声が私に言ってきた…。ここは私の世界。あちらはあの子の世界だって。』





「意味がわかんねーよ。なんだよ、その世界ってのは…」





『あの声が言うには今私達がいる世界はあの子の世界って所らしい。』





「誰だよ…。あの子って…」





『それは…【私のことだよ。輝。】





「だ、誰だよ!!」





「ねぇ、あれって、美樹じゃない…?」





「そんなわけ…!だって。美樹は死んだのよ?」