そう答えると、生徒会長は少し困ったような顔をして



「はぁ…無自覚か…。じゃあ、これからは僕がいっぱい可愛がってあげる」




「せん、ぱい…?」




「とことん甘やかして、自分は可愛くないだなんて言わせない。だから…」




低く甘い声で囁く先輩は、なんだかとてもかっこよくて…。




「僕だけの物になって」




迫る唇から、逃れられない。