いきなり「可愛い」だなんて言うものだから、びっくりしちゃったよ…。 「し、詩音先輩…その、嬉しいんですけど…ご飯中はあんまり可愛いとか言わないで欲しいです…」 「ごめんね…?ほんとに可愛いかったからつい…。でも、芙羽梨が食べてる姿って美味しそうに食べるから見てて楽しいんだ」 「癒されるしね」とも付け加えて、私をぎゅっと抱きしめた。 「っ…詩音先輩…?」 詩音先輩の顔は見えないけど、なんだかいつもと違う気がする…。