アイロンをかけ終わったシャツを持って先輩の元へ戻る


「これ着てさっさと帰ってください」


本当は先輩の話を聞きたいところだけど

とりあえず今日は先輩の調子が戻っただけで良しとしよう




でも目の前に差し出したシャツをなかなか受け取ろうとしない先輩



「もう少し話そう」


「きゃっ」


その代わりに腕を捕まれ引き寄せられる


勢いに私は体制を崩し先輩の膝の上に尻もちを着いた



そして離れないようにと
腰をガッチリと先輩に抑えられる



「ちょ、ちょっと離してください!!」


先輩の胸を強く押して離れようとするがビクともしない