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(優しいね・・・・優しいか・・・・。あの子も俺と同じこなのかな、なんか変な感覚だな。・・・・ふう)







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それから、入浴の時間になったので浴室に向かった。




「はああああ、疲れた~」




碧斗が盛大なため息と疲れた表情になってい湯船に入る。




「ちゃんとやったんですね」




朱巴さんは言いながら、碧斗が先に入っている湯船の中にはいる。



「うん、やったかいがあったよ」



「やったかいですか?」



朱巴さんは少しキョトンとなる。



それもそのはず、最初は拒否していたくせにこの表情だから。



「うん、沙紅芦ちゃんがね゛お疲れ様゛って言ってくれたの!」




碧斗は朱巴さんに詰め寄って、主張するように言った。



さっきまであった疲れた表情はどこにいったのやらと思うくらい、元気になっている。




「そうなんですか、よかったですね」



朱巴さんは多少苦笑いしながらも相槌を打つ。




「相変わらず、こいつの頭の中は、沙紅芦の事しか考えてないな」



体と頭を洗い終わった恣枦華が呆れながら湯船に入り、俺の近くで腰を落とす。




「確かに、沙紅芦も鬱陶しいがってるんじゃないの?」



沙紅芦が何かしてほしいって言ったら、何でもしそうだし。



「そんな事ないよ!」



どの根拠でそう言えるのだろうか、そもそも沙紅芦は。



「戸惑ってる感じはしてますよね」



朱巴さんが添えつけるように言う。



「えっそうかな~」



゛そうかな゛じゃなく、実際、戸惑っているから。