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「熱出したんですか?」


朱笆さんは聞き返すように俺に聞いてくる。



「みたいです」



「どうでしたか、様子みてくれてるんですよね?」


朱笆さんは心配そうに尋ねる。



「今は寝てます」



「もしかして、この環境のせい?」



おそらく朱笆さんが言う通り環境のせいだろう。



「多分そうだろうな、あいつ気張ってるしな」



「疲れとかなのか・・・・」


朱笆さんの心配はまるでお兄さんみたいな感じのようだ。


「多分ね」



「じゃあ、3日ぐらい動けないな」


風邪って中々治り難いものだろうし、そのぐらいみた方がいいだろう。



「そうなるね、沙紅芦ちゃんの分担はどうするの?」



「うーん、まあ、とりあえず今日はいいとして、明日は畑だから・・・・。
じゃあ、碧斗でいいか」


ここは碧斗が1番適任だろう、沙紅芦の事気に入ってるし。


「えっ?」


すると、なぜか碧斗いやそうな表情を向けてきた。


「えっいやなの?」



普通喜ぶものなんじゃないのか。



「でも・・・紫衣羅」


それでも反論する碧斗にはっきりと正論を告げる。


「いやとは言わないよね?沙紅芦、倒れこんでるし。ましてや、あの子の代わりにやるんだから、碧斗はいやとは言わないよね?」


「えーーーーー何それ」


それでもまだ気に食わないのか反論を続ける。



「大丈夫!掃除の方は少なめにしといてやるから」



「まあ、いいけどさ」


まだ反論するかと思ったけど、意外ににも納得したようだ。


「よし、きまり」



「なんか、すごく押し付けられた気がしたんだけど」


それでも、なおぶつぶつと文句は言っていたが。



「気のせいでしょ」



「そう・・・・・・・・」




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