「あ、やばっ時間が」



試験ステージがすべてを終わらせ、太陽を見上がるとほとんど真暗な状態の太陽になっていて、白い部分はあるかないかの状態だった。



「走らないとダメぽいですね」



「本当だね!」



「行くよ、沙紅芦」



「う、うん」



そして、全員でお城に向かって全速力で走り始めたのだった。







「「はあ はあ はあ」」



「間に合ったんでしょうか・・・・」



「わからない・・・・」



全速力でお城になんとかたどり着いたけど、太陽を見上げると太陽はもう白い部分は残っておらず真暗になっていた。


ちょうど外は暗闇と化していた。


(それにしても・・・・)



全速力で走ったから疲れたのは事実だけど、なぜか汗が出なかったのは不思議だ。



涼しい気候でも走ったら暑くなるのに、いっさい暑くなったりしなかった。


ある意味、不思議な事だ・・・・。