翌日、私はもう一度、あのうさぎカフェへ訪れた。



写真フレームとコピーしたうさぎのイラストを持って。




「・・・・・・・・」



まだ感情はうやむやな感情だ。




でも私は、その時何を思って感じたものかは、はかりしかねない。



でも、もし本当に願いが叶うとしたら私は・・・・



その神様という存在を信じてみたい。



と、微かに思ったのだった。





お店の扉をゆっくりと開け、中へと入った。



「いらっしゃいませ。あら、あなたはー」



「こんにちは」



お店に入ると昨日と同じお姉さんに迎えてくれた。



「ふふ、来たのね」



お姉さんはまるで私が来るのを待っていたかのような口ぶりだった。


「あ、あの」



思わず肩にかけている鞄の持ち手をぎゅっと力込める。




「持ってきたのね」



「・・・・はい」



「わかったわ、いらっしゃい」




その時一瞬、お姉さんは私に笑みを向けていた。


「・・・・・・」