「それじゃあ、゛想い゛って何でしょう?」



「青だから、海とか空とか連想するけど・・・・そうはいかないよな」



「想い・・・・青」



碧斗くんはキーワードをぼやつき何か考えるかのような素振りをする。






。:°ஐ♡*。:°ஐ♡*。:°ஐ♡*
。:°ஐ♡*。:°ஐ♡*


(なんだろう・・・・青って)




『かわいいね、この青いぱんだ』



『ピンクの方がいいね』


『嫌、青がいい』


『うーーん、はちみつ』


『ん?だったらこれにしようよ!かわいい』




。:°ஐ♡*。:°ஐ♡*

。:°ஐ♡*。:°ஐ♡*。:°ஐ♡*



「!?青・・・・っ」


ふいに碧斗くんは些細な声を出し反応する。


「何か分かったのか?」


反応を出した碧斗くんに紫衣羅くんは彼に近付き尋ねる。



碧斗くんは俯いた表情のままささやく声を出す。



何かが分かったような赴きを見せて。



「くま・・・・」



「くま?」





「くまの家だ」



「碧斗くん?」



碧斗くんは、突然早足で何か思い詰める表情で歩き始めた。