「あ、次のあった」



次の問題の封筒を手にする。



「次で第7だね」



そうかもう第7まで来ているんだ。



この調子で行けば簡単にクリアしそうだ。



でも順番的に行けば、私にも来るというのだろうか。




「あ、次は碧斗だ」



私が手にしたグレーの封筒を紫衣羅くんが手にし中身を開けて見る。



「えっ 次は俺?俺のもあるの?」



「みたい」



「ふーーん、何?」



「やっぱり同じだ。゛色゛と゛想い゛?
これって心情を表してるのかな?」


「どうでしょう?わかりませんが・・・・」



「とりあえず、分かる事ある?」



と、全員が碧斗くんの方へ顔を向ける。



「えっ うーーん?」



思い付くものがなくよくわからないのか、首を傾げる。




(碧斗くんの色って何色だろう?)


明るい色って感じもするけど、でも、名前の漢字から考えると━━。


「碧斗くんって゛青゛って感じがする」


何気なく碧斗くんの色を言ってみた。



「えっ青?」



「ああ、確かに」



「・・・・・・・・名前に漢字違うけど゛あお゛入ってるからか。確かにそうかも」


碧斗くんもなんとなく納得したのか、頷きを見せた。