家に帰り何気なく携帯の電源を入れた

すると通知には蓮から長文のメールが入っていた

それは蓮と喧嘩した次の日に送られてきたものだった


晴へ

本当は直接話したいんだけど、今の状態で話しても喧嘩になってしまいそうだったので、メールにしました。
昨日はごめん。
でも本当に真希さんとは何も無いから信じて欲しい。
そして、晴をずっと不安にさせてたこと、我慢させてたこと、本当に申し訳ない。
いまさら謝ってももう遅いことかもしれないけどごめんなさい。
あの後冷静になって考えたんだ。
こんな仕事だし、不安にさせるのも当たり前だなって。
でもこれだけは分かっていてほしい。
俺にとって晴は1番大切な存在で、1番失いたくない存在だって。
俺達の交際を祝福してくれる人は少ないと思う。
でも俺は、どんなに反対されても、どんなに敵に回しても晴と一緒にいたい。

龍より