シングルベッドに男2人。


「寝れん・・・・・・」


夜中の2時30分。


夏目は寝息をたてて眠っている。


俺に貸してくれた抱き枕を抱えて。


「それ、俺に
貸してくれたんじゃねーのかよ」


俺は上半身を起し夏目を見た。


夏目の顔はなぜかスマイル。


可愛い……


俺の心と体は
おかしな欲望でいっぱいになった。


"キス"がしたい。


おかしなことだろうけど
今の俺には我慢ができなくなっていた。


顔を近づける。


あと10cm・・・・・・


5cm・・・・・・


「・・・・・・」