「えっ?」
慌てて少女が振り返りそちらを見ると、小学生になったばかり位の子供がいた。

「ここにいたら、危から、帰ったほうがいいよ。」
と少女は声をかける。

「おねえさんは、あぶなくないのー?」
と子供は返しそれに続けて
「ねえ、遊んでよ!」
と言う。

それに対し、少女は
「帰ったほうがいいよ。」
と念を押す。

それでも、子供は
「遊んでよーー!!」
と言う。

「お姉さんは用事があるからまた今度。」
と帰ってしまった。